地域で生きる力・共に生きる力を育てる次世代育成プログラム
こどもたちが「体験」「挑戦」「表現」「協働」「社会参画」の機会を重ねながら、自分の役割や可能性を自覚し、未来の地域づくりの担い手として育っていくことをめざしています。
こども実行委員
【こども実行委員募集中】
こども実行委員は、東松島市の未就学児から高校生で構成されているまちづくり組織です。
令和7年度3期目を迎え、30名を超えるメンバーで月1回程度集まり、様々な活動について話し合いながら企画を進めています。
令和6年度は、9つの企画をこども実行委員で実施いたしました。
活動は全て任意制であり、活動回数に制限もありません。こども実行委員は随時募集していますので、加入ご希望の方は、下記リンク先からお申し込みください。
こども実行委員での活動で身につくこと
① 子ども主体のまちづくりの推進
未就学児から高校生までのこどもたちが自らの意思で地域づくりに関わることで、こども自身が地域社会の一員であるという自覚と責任感を育てます。
こどもの声を起点にした企画・運営を通じて、地域課題への当事者意識を醸成します。
② 自己肯定感・自己有用感の育成
作品展や模擬経済活動、集団生活などの体験を通じて、「自分の存在が役に立っている」「社会に参加している」という感覚を得る機会を提供いたします。
これにより、こどもたちの自己肯定感や自己効力感を高めます。
③ 社会性・協働性・実践力の向上
宿泊研修や共同プロジェクトを通じて、他者と協働する力、役割を果たす責任感、ルールを守る態度を自然と身にきます。
話し合いと実践を繰り返すことで、考える力・伝える力・やり抜く力を育みます。
④ 表現力と創造力の育成
作品展では感性を活かした表現活動、職業になりきる体験を通して、創造的思考力や独自の発想を自由に伸ばす環境を整えます。
こども一人ひとりの「好き」「得意」に光を当てる場として提供いたします。
⑤ 社会理解と経済リテラシーの向上
お金の流れ、仕事の価値、商品とサービスの関係性などを体験的に学ぶ機会を提供いたいします。
地域の大人との関わりを通じて、実社会の仕組みに対する理解や関心を高めます。
⑥ 年齢を超えた多様な交流の促進
未就学児から高校生までが同じ組織に所属することで、年齢や背景の異なる仲間との関わりを深め、多様性を受け入れ合う姿勢と人間関係の柔軟性を育てます。
こども同士の学び合いや支え合いが自然と生まれます。
東松島市こども作品展
松島市内の小・中学生から書写・絵画作品を募集し、審査を経て優秀作品を表彰しています。
志合宿
宿泊型の共同生活・集団行動を通して他者との関わり方を学び、協働性や責任感を育みます。
キミいろマーケット
こども店長として自身の物の売買を行い、物の大切さ、お金のリテラシーを身につけるプログラムです。
レモネードスタンド
子どもたちが自分の手でレモネードをつくり、販売し、その売上を小児がん支援などに寄付する活動です。
ドまんなかフェス
こども主体のお祭りとして、段ボール迷路、こども縁日、ボードゲーム、eスポーツなどを行う体験型イベントです。
クリーン大作戦
こども実行委員が主体となり、地域の公園や道路を自分たちの力できれいにしていく清掃プロジェクトです。
創作おばけ屋敷
こどもたちが創意工夫を凝らして企画・制作・運営を行うおばけ屋敷を実施しています。

東松島市こども作品展
About
東松島市内の小・中学生から書写・絵画作品を募集し、審査を経て優秀作品を表彰しています。
文部科学省の学習指導要領に基づき、児童生徒が自然や環境、社会、他者との関わりの中で抱いた興味・関心を、感性豊かに作品として表現することを通じて、自らの存在意義や価値を実感し、自己肯定感や自己有用感を育みます。
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東松島市こども作品展













志合宿
About
こども実行委員を対象とした宿泊型研修プログラムです。
宿泊型の共同生活・集団行動を通して他者との関わり方を学び、協働性や責任感を育みます。学び、体験、実践を通して、自分の役割や存在に自信を持ち、決められた枠組みの中のルールを守り、一人ひとりのコミュニケーション力UP、考察力・実践力の向上に繋げます。
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志合宿






















こどものまち「キミいろタウン
About
子どもたちがさまざまな職業になりきり、一日限りのこどものまちを運営します。
使用するのは専用通貨「イ~ナコイン」、経済活動の模擬体験を通して「働くこと」「お金の流れ」「社会の仕組み」について学ぶ機会を提供します。
専用通貨「イ~ナコイン」を用いた仮想経済の中で、商品・サービスを提供し合うことを通じて、労働の価値、消費者の視点、流通の役割など、実社会の構造への理解を深めます。
さらに、自由な発想と主体的な運営を促すことで、創造性・企画力・行動力を育て、こどもたちの多様な可能性を伸ばします。
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キミいろタウン






















キミいろマーケット
About
こども店長として自身の物の売買を行い、物の大切さ、お金のリテラシーを身につけるプログラムです。子どもたちが自分のアイデアを形にし、お店を企画・運営する体験型イベントです。
準備から販売までを仲間と力を合わせて行い、働く楽しさやお金の大切さ、協力の意味を学びます。
地域の大人や学生ボランティアと関わることで、世代をこえたつながりが生まれ、子どもたちの「やってみたい!」が地域の力になります。
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キミいろマーケット
















レモネードスタンド
About
子どもたちが自分の手でレモネードをつくり、販売し、その売上を小児がん支援などに寄付する活動です。「自分たちの力で社会を少しでも明るくしたい」という思いを形にし、お客さんとの会話やチームでの協力を通じて、思いやりや達成感を体験します。
楽しみながら社会のつながりを感じ、子どもたちの自己肯定感を育む取り組みです。
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レモネードスタンド







こどもドまんなかフェス
About
こども主体のお祭りとして、段ボール迷路、こども縁日、ボードゲーム、eスポーツなどを行う体験型イベントです。
老若男女誰もが楽しく参加でき、人と人が交わることで広がる地域交流の場となるよう様々なしかけを模索しています。
こどもたちは地域住民と協働しながら地域イベントを創り上げる経験を重ねることで、経済活動や地域交流の仕組みに対する理解を深めるとともに、将来のまちづくりへの参画意識を醸成します。
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こどもドまんなかフェス










キミいろクリーン大作戦
About
こども実行委員が主体となり、地域の公園や道路を自分たちの力できれいにしていく清掃プロジェクトです。仲間と相談しながら役割を決め、力を合わせて実践する中で、責任感や思いやり、まちへの愛着が育まれます。また、地域の方々との交流を通して「ありがとう」を直接受け取ることで、子どもたちの自己肯定感も高まります。小さな行動が地域を動かす、こども主導のまちづくり活動です。
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キミいろクリーン大作戦













創作おばけ屋敷
About
こどもたちが創意工夫を凝らして企画・制作・運営を行うおばけ屋敷を実施しています。
キャスト、誘導、しかけづくり等様々な役割に分かれ、おばけ屋敷を運営します。
おばけ屋敷という非日常体験に対し、実社会における不審者と遭遇した場合、地震などの天災が発災した場合等の心理状況や行動を観察・推測し、緊張感のある場面での判断力や行動力を養い、社会性や危機対応能力の向上反応する力を伸ばします。
様々な世代が参画することで地域活性化も図っています。
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創作おばけ屋敷
























これまでの活動
R5
「こども実行委員」設立と初年度の挑戦
令和5年度に、東松島市内の未就学児から高校生までで構成される「こども実行委員」が設立されました。
地域のまちづくりに子どもたちの視点を活かすことを目的に、月1回程度の定例会を重ねながら、以下の事業を自ら企画・実施しました。
・志合宿(松島自然の家)
防災ワークショップやスポーツ交流、炊き出し体験、防災食の実食などを通じ、役割認識と集団生活の基礎を学ぶ2日間の宿泊研修を実施しました。
・第1回 東松島市こども作品展
市内の小・中学生から書写・絵画など235作品の応募があり、審査を経て23作品を表彰。子どもたちの自己表現力を育む機会として、市内教育機関からも高い評価を得ました。
・こどものまち「キミいろタウン」
八百屋・パン屋・交番・病院など17の職業を子どもたち自身が考案し、模擬通貨「イ〜ナコイン」を用いた経済活動を体験。
来場者へ商品やサービスを提供する実践的なプログラムとして成功を収めました。
・創作おばけ屋敷
大曲市民センターにて、「ちょっと怖いエリア」「すごく怖いエリア」に分け、こども実行委員では「ちょっと怖いエリア」をプロデュースし、ギミックを駆使しながら多くのお客さんに体験するきっかけとなりました。


R6
事業拡大と行政連携の深化
令和6年度は、こども実行委員の活動が市内に定着し、事業ごとに質的向上が図られました。
また、市や地元企業との連携も強化され、地域ぐるみの取り組みへと発展しています。
・第2回 東松島市こども作品展(東松島市共催)
前年度を上回る254作品の応募があり、45作品を表彰。
市との共催体制が整備され、表彰式も盛大に開催されました。
・志合宿(企業視察・表敬訪問)
木村土建、石巻青果市場など地域企業の現場を見学。
さらに、東松島市長への表敬訪問や道の駅「東松島」の視察も実施し、社会構造の理解と地域への当事者意識を高めました。
・こどものまち「キミいろタウン」
放送局・花屋・カフェ店員など16の職業を子どもたちが自ら設計し、再び大規模な模擬都市を運営。
保護者や地域住民を巻き込み、こどもの創造性と実行力を社会に伝える成果に結びつきました。
・こどもドまんなかフェス
段ボール迷路、こども縁日、ゲームコーナー、サウナ体験など、子どもたちが楽しいと考える様々な遊びを一度に介し、子どもたちが各ブースの店長となり、地域の方々やボランティアと協力しながら「子どもたちのお祭り」を実施しました。
・創作おばけ屋敷
奥松島クラブハウスにて、「キョンシーの館」と題したおばけ屋敷を実施しました。子どもたちはお客さんに合わせた迫真の演技で驚かせ、突然のアクシデントに対する心理や対処法を考えながら実践しました。


R7
子どもたちのキャリア教育と「出番・役割・承認」
令和7年度は、新たな3つのプロジェクトを加え、さらにパワフルに活動しました。大人に「教わる」のではなく、子どもたちが「考え、決め、実行する」。そんな主体性が実を結んだ年となりました。
■ 令和7年度の新しい挑戦(新規事業)
・レモネードスタンド
自分たちの手で社会を良くする第一歩。小児がん支援のためのチャリティ販売を行い、接客から広報まで「想いを伝える」難しさと喜びを学びました。
・キミいろマーケット
「好き」を仕事にする体験。子ども店主たちが商品を企画・販売し、対価をいただくことの責任感と、お客様の笑顔に触れる達成感を味わいました。
・キミいろクリーン大作戦
街のゴミ拾いを「クエスト(冒険)」に!ゲーム感覚で地域をきれいにする視点を取り入れ、主体的な地域貢献の形をデザインしました。
■ 絆を深め、街を沸かせる(継続事業)
・創作おばけ屋敷
企画・美術・演出のすべてを子どもたちが担当。地域を驚かせ、楽しませるための情熱は、もはやプロの領域です。
・こどもドまんなかフェス
子どもたちの「やりたい!」を最優先にしたお祭り。多様な個性が混ざり合い、自分らしくいられる居場所を自らの手で作り上げました。
・志(こころざし)合宿
仲間と寝食を共にし、「自分はどう生きたいか」「この街をどうしたいか」を語り合う。実行委員としての絆を深め、志を立てる大切な時間となりました。



事業成果
子どもたちの自己肯定感・自己有用感の向上
・自らがイベントを企画・運営する中で、「自分のアイディアが社会を動かした」「仲間と協力して形にできた」という達成感を経験。
・「創作活動を通じて自分の表現が認められる場を得て、自信を育むことができた。
社会性・主体性の育成
・志合宿やこどものまちの運営などを通じて、他者との協力、役割分担、責任感などを体験的に学習。
・自ら考えた企画を実現する力(企画力・実行力)を育成。
地域との連携強化・多世代交流の創出
・地域企業や市長との交流を通じて、子どもがまちづくりの一員として扱われる環境が整いつつある。
・地域イベントとの連動により、保護者や高齢者を含む多世代の交流が生まれた。
継続的な仕組みの構築
・年度をまたいだ継続的な活動により、「一過性のイベント」ではなく、「育成型の地域教育モデル」として機能。
・年間10回の企画会議を通じて、PDCA(計画・実行・評価・改善)を子ども自身が自然に身につけている。