持続可能な地域社会の形成をめざして
こどもをはじめとする多世代の住民が主体的に地域に関わる機会を創出し、人と人とのつながりを育みながら、顔の見える地域社会をめざしています。
また、こどもを中心に据えながらも、多世代が交流・協働し、地域の未来を共に育む土台づくり行い、行政施策との連携や共創の機会も視野に入れ、持続可能な地域社会の実現を模索しています。

ふぁみスポ
About
様々な体験活動を通して、一人ひとりの生きがいづくり、他者とのつながりや世代間・親子の愛着醸成を図ります。
これまでに、サッカー教室、段ボールテニス教室、ダンス教室、走り方教室、キッズDIY、ピックルボール教室、テニス教室等を実施しています。
感性を磨きながら、自分の「好き」や「得意」を再認識し、自己肯定感や社会的つながりを育むことをめざしています。
また、身体を動かし多くの参加者と触れ合うことで価値観を共有できる仲間を築き、健康増進や自己肯定感・自己有用感を高めます。
photo gallery
NPO法人いろどり・みんなのみち










創作おばけ屋敷
About
こどもたちが創意工夫を凝らして企画・制作・運営を行うおばけ屋敷を実施しています。
キャスト、誘導、しかけづくり等様々な役割に分かれ、おばけ屋敷を運営します。
おばけ屋敷という非日常体験に対し、実社会における不審者と遭遇した場合の心理状況や行動を観察・推測し、緊張感のある場面での判断力や行動力を養い、社会性や危機対応能力の向上反応する力を伸ばします。
様々な世代が参画することで地域活性化も図っています。
photo gallery
NPO法人いろどり・みんなのみち










東松島市こどもドまんなかフェス
About
こどもたちが主役になれるよう、段ボール迷路、こども縁日、ボードゲーム、eスポーツなどを行う体験型イベント。
老若男女誰もが楽しく参加でき、人と人が交わることで広がる地域交流の場となるよう様々なしかけを模索しています。
こどもたちは地域住民と協働しながら地域イベントを創り上げる経験を重ねることで、経済活動や地域交流の仕組みに対する理解を深めるとともに、将来のまちづくりへの参画意識を醸成します。
photo gallery
NPO法人いろどり・みんなのみち









R3
小学校でのおばけ屋敷
東松島市立矢本西小学校と連携し、児童・保護者を対象とした創作おばけ屋敷「矢本西小におばけが大集合」を実施。
校舎全体を使い、非日常の空間を演出することで、親子の愛着形成や地域交流のきっかけとなりました。

R4
バケラッタを設立
おばけ屋敷創作団体「バケラッタ」を設立。
矢本西小での第2回「おばけが大集合」をはじめ、矢本東市民センターでの「バケモノフレンズ」など、地域のこどもたちと共に創作・企画・運営を行うスタイルを定着させることに成功しました。
多様な役割を体験することで、子どもたちの創造性や主体性を育んでいます。

R5
地域活性として
大曲市民センターでの創作おばけ屋敷では、こどもたちがキャスト(おばけ)や誘導役、仕掛け作りなどを担い、地域イベントを自分たちの手でつくりあげました。
「ふぁみスポ」では、親子で参加できるサッカー教室、ダンス教室、走り方教室、DIY教室、ピックルボール教室を開催し、運動や創作を通じた親子のスキンシップや地域内のつながりづくりを進めました。

R6
こどもドまんなか社会
奥松島クラブハウスで開催された盆栽祭りにて、こども実行委員による創作おばけ屋敷を実施。会場内の一角を活用し、子どもたちが主体となって演出・運営を行いました。
同クラブハウスで行われた夏祭りでは、ウォーターエリア(ウォータースライダー、水鉄砲大会、ビーチバレー等)の企画運営を担い、来場者に大きな賑わいをもたらしました。
ふぁみスポでは、初心者向けストリートダンス教室、ミニテニス教室を新たに開講し、世代を問わず参加できる機会を増やしました。
「東松島市こどもドまんなかフェス2024」では、多彩な体験を通じてこどもたちが主役となる地域イベントを実現。地域内外から多くの参加者を集め、世代間交流と地域のにぎわいを創出しました。

事業成果
子どもたちの主体性と創造性の向上
・創作おばけ屋敷やフェスイベントでは、こどもたち自身が「考え」「動き」「実現する」経験を重ねています。
・企画・準備・運営まで関わることで、主体性・責任感・チームワーク・創造力が育まれました。
・初対面の子同士が自然と協働し、新たな友情やつながりが生まれています。
親子の愛着形成とコミュニケーションの促進
・「ふぁみスポ」などの活動では、親子が一緒に身体を動かし、笑顔で過ごす時間を共有することで、親子間の信頼関係が深まりました。
・こどもたちの頑張る姿を間近で見る機会が増え、保護者自身の子育てへの前向きな気づきも生まれています。
多世代交流による地域コミュニティの再構築
・こども・若者・保護者・高齢者など、多様な世代が同じ場で役割を持ち、共に楽しむ場づくりが進んでいます。
・自治会や地域団体と協働した活動により、住民同士の交流が生まれ、「顔の見える関係づくり」が地域に根付きつつあります。
地域住民のまちづくり参画意識の醸成
・イベントの運営に住民が関わる中で、「自分たちのまちは自分たちでつくる」という意識が芽生えてきました。
・こどもたちの姿を通して、大人自身もまちづくりに対する関心が高まっています。
地域資源の活用と活性化
・公共施設(小学校、市民センター、クラブハウス等)を有効活用し、にぎわいや新たな使い方を創出しました。
・地域の祭りや行事と連携することで、既存の地域資源に新たな価値を付加しています。
子どもたちの自己肯定感・自己有用感の向上
・「自分が役に立っている」と実感できる経験を積むことで、自信や達成感を得ている子が多増えています。
・活動後には「またやりたい」「今度はリーダーをやってみたい」といった前向きな声も増えています。